株式会社MycoLabo(マイコラボ)

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 FAQ

よくあるご質問

検査サービスについて

Q

初めて検査を利用するのですが、どうすれば良いですか?

A

特に病院登録や年会費などは必要ありません。WEB受付から必要事項をご入力の上、検体をお送りください。

Q

定休日はいつですか?

A

土日祝日およびお盆と年末年始が定休日です。定休日の検体の受け取りはできず、宅配業者での保管となります。

Q

検体の採材方法は?

A

できる限り無菌的に採取してください。採取部位別の採材方法についてはこちら

Q

検体の送り方は?

A

基本は常温でお送りください。ただし、4℃以下または30℃以上になる場合は、クール便で送っていただいたほうが安心です。包装の方法などくわしくはこちらをご覧ください

Q

資材はどこで入手できますか?

A

推奨の輸送用の容器はシグニVET等で入手可能です。シグニVETのサイトにない場合は電話で注文できます。弊社からの資材の配布は行っておりません。

Q

抗真菌薬を投与後でも検査できますか?

A

検査の受け入れは可能ですが、コロニーが発育するのに時間がかかったり、発育しなかったりする可能性があります。

Q

同じ患者さんから複数の検体を提出する場合の料金はどうなりますか?

A

同じ患者さんから複数の検体をご提出いただいても、基本的に料金は変わりません。料金は提出された検体数ではなく、検出された真菌数で変わります。複数菌が検出された場合は2菌目以降の料金がかかります。

Q

後から検査項目を追加することはできますか?

A

検体到着から1か月以内であれば、検査項目の追加が可能です。ご希望の場合はこちらのメールアドレス(kensa@mycolabo.co.jp)に以下の情報をご連絡ください。その場合の検査料金は、単項目の合算ではなく、割引されたセット価格が適用されます。

  • 診療施設名
  • 担当医の名前
  • 患者さんの名前
  • ご希望の追加検査名

Q

培養せずに検体から直接真菌を検出できますか?

A

できます。詳しくはDirect-Fungiの項目をご覧ください。

学術について

Q

MICとは何ですか?

A

一般的に行われている真菌の薬剤感受性検査では、抗真菌薬を様々な濃度で希釈した培地で真菌を培養し、どの濃度まで真菌が発育可能かを調べます。このとき、発育が阻止される最小の濃度をMIC(MinimumInhibitory Concentration)といいます。
MICが低いほど有効な抗真菌薬である可能性は高まりますが、実際の抗真菌薬の選択には薬剤の組織移行性や薬用量を併せて考える必要があります。

Q

薬剤感受性検査で耐性(R)や感性(S)の判定はないのですか?

A

動物の真菌症では、MICと臨床症状の関係が調べられておらず、耐性(R)や感性(S)の判定基準であるブレイクポイント※が設定されていません。そこでMycoLaboの薬剤感受性検査では、MIC値だけでなく、その値が試験した抗真菌薬の濃度の範囲の中でどこに位置するかという視覚的な情報とともに結果を報告し、効果判定に役立つようにしています。

※MIC値などの薬剤感受性試験の結果をS/I/Rで誰でも簡単に解釈するために設定されるもの。多くの臨床例の積み重ねにより、in vitroの薬剤感受性検査結果から,抗菌薬の治療効果を予測するべく算定される。

Q

検出された真菌は起因菌ですか?

A

無菌検体から真菌が検出された場合はそれが起因菌である可能性は高いですが、非無菌検体では常にコンタミネーションの可能性を考える必要があります。病理検査を行うことができれば理想的ですが、それが難しい場合は病変部や採取したサンプルの直接鏡検を行い、好中球による貪食像、局所での増殖(大量の酵母や菌糸の発育)を確認し、臨床症状と合わせて総合的に判断します。

Q

遺伝子同定とは何ですか?PCRとシーケンスは何が違うのですか?

A

PCRはDNAを増幅する技術、シーケンスはDNAの塩基配列を調べる技術です。特定の種を調べる場合(例えば発育したコロニーがCandida albidansかどうか確認したい等)はその種に特異的なプライマーを使用したPCRでバンドが出るか出ないかだけで判定できるのですが、どんな真菌がいるかわからない検体を調べるときにはPCRで増幅されたDNAの塩基配列を解析し、データベースに照合して同定します。このようにMycoLaboの遺伝子同定ではPCRとシーケンスというふたつの技術を使って同定を行っています。
 

その他

Q

検査を通じて得た知見の還元方法について

A

MycoLaboは、獣医療における真菌症の啓発を目的に掲げています。動物の真菌症についてのデータがほとんどない中、検査で得られた知見は非常に貴重なものです。できる限り獣医師の皆様に還元したいと考え、症例報告や疫学データについて、学会発表や当サイトで公表していく予定です。

医真菌ノート

「真菌症はよくわからない」と感じている獣医師の方へ、診療に役立つ情報をリアルタイムに更新しています。

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