新しい検査項目|ダーマキット簡易同定を追加しました
皮膚糸状菌用判定培地のダーマキットは便利なアイテムですが、判定が意外と難しいのが難点です。
ダーマキットに生えた真菌が皮膚糸状菌かどうかの判定を依頼される機会が多かったため、それに特化した検査項目「ダーマキット簡易同定」を作りました。
「培養同定」よりもリーズナブルにご利用いただけますので、ダーマキットの判定に迷われた際はご利用ください。
【ご利用方法】
HP上部の「検査受付」より必要な情報を登録の上(検査項目は「ダーマキット簡易同定」を選択)、コロニーが発育したダーマキットを常温でお送りください。
【検査方法】
新たな分離培養は行わず、ダーマキット上に発育したコロニーを判定に使用します。鏡検で大分生子や菌糸の形状などの観察を行い、コロニーが皮膚糸状菌(Microsporum属、Trichophyton属、Nannizzia属)かどうかの判定のみを行います。
【報告】
コロニーが皮膚糸状菌であった場合、Microsporum canis、Trichophyton mentagrophytes、Nannizia gypsea(かつてのMicrosporum gypseum)のように報告します。
コロニーが皮膚糸状菌ではなかった場合、皮膚糸状菌陰性として報告します。
【料金】
2,300円(税抜)
ダーマキットの判定法については、こちらもご参照ください。