獣医師向け専門誌 mVm 5月号 にて、動物の真菌症に関する特集記事を執筆しました。
タイトル「真菌症2026 サンプルをどう処理して依頼するか」
真菌症に関わる現状 加納塁
直接鏡検と細胞診 加納塁
病理組織検査 加納塁
培養検査 大村美紀
遺伝子検査 大村美紀
血清学的検査 大村美紀
感受性試験 田村俊
複数のアゾール系に耐性を持つMicrosporum canisによる猫の皮膚糸状菌症の1例 大嶋有里
猫の副鼻腔眼窩内アスペルギルス症 坂大智洋
薬剤耐性マラセチアを原因とした難治性マラセチア皮膚炎の1例 山崎真大
(敬称略)
どんなときに真菌症を疑って、どういうふうにサンプリングして、どうやって検体を提出するか。
検査の精度に関わる大事なことですが、あまり知られていないと感じていましたが、そんな情報が一冊にまとまり、とても実践的な内容になりました。
培養検査、遺伝子検査、薬剤感受性試験など、各検査についてもかなり詳しく解説されています。
そしてこれらの検査を用いて、診断治療された真菌症の症例について、3人の臨床家の先生にもご寄稿いただいています。
真菌症は、日常診療の中では頻繁に遭遇する疾患ではありませんが、いざ疑われる症例に出会うと、診断や治療方針に迷うことも多い疾患です。
真菌症を疑ったときの頼れるガイドとして、先生方の日常診療の一助となれば幸いです。