株式会社MycoLabo(マイコラボ)

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ラボイメージ

MycoLaboの検査を支えている設備を、検査の工程に沿って紹介します。

安全キャビネット(クラスⅡ)

到着した検体はまず安全キャビネットの中で培地に接種します。不活化前の真菌は全てこの中で扱います。安全に、また空中落下菌のコンタミを防ぎつつ作業することができます。

 

インキュベーター

真菌を培養します。菌種に合わせて培養温度を調節しています。

 

正立顕微鏡

培養コロニーからプレパラートを作成し、真菌の形態を観察をします。デジタル顕微鏡カメラで写真を撮影します。

 

倒立顕微鏡

薬剤感受性試験の培養プレートを観察し、抗真菌薬の効果を判定します。特に糸状菌のキャンディン系抗真菌薬に対する効果を判定するには、顕微鏡での観察が欠かせません。

 

リーディングミラー

薬剤感受性プレートを乗せ、プレートの下を鏡に映して判定します。酵母の薬剤感受性の判定に使用しています。

 

 

ビーズ破砕機

真菌の硬い細胞壁を砕き、DNAを抽出しやすくします。

 

ヒートブロック

さらに熱を加えて真菌を破壊します。

 

冷却遠心分離機

DNA抽出などに活躍します。

 

蛍光吸光度計

抽出したDNAや、PCR産物の濃度を測定します。

蛍光吸光度計

 

サーマルサイクラー

真菌から抽出したDNAでPCRを行います。

 

電気泳動装置

PCR産物をゲルの中で電気をかけて分離します。

 

トランスイルミネーター

電気泳動後のゲルを観察してバンドを可視化します。紫外線ではなくLED、エチジウムブロマイドではなくDNA染色蛍光色素を使用して安全性を高め、環境への負荷を軽減しています。

 

ディープフリーザー

-30℃以下の温度での保存が必要な薬剤や、菌株を保存します。

 

オートクレーブ

検査後の器具や菌体はオートクレーブで滅菌します。

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