真菌培養で分離培養された真菌について、遺伝子配列を解析してより詳細で精度の高い同定を行います。

純培養された真菌コロニーからDNAを抽出し、真菌を広く検出するプライマー（リボソームRNA遺伝子のITS領域やD1/D2領域、βチューブリンなど）を用いてPCRを行います。増幅されたDNAの塩基配列を解析（シーケンス）し、データベースに照合して相同性の高い菌種を選び出し、コロニーの形態と合わせて総合的に判断し報告いたします。

※培養をせず検体から直接遺伝子同定を希望される場合は、Direct-Fungiをご利用ください。

【検査の流れ】

同定された菌名を、基本的には属（genas）種（species）で報告します。

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